2012年の4月から7月にかけて、フランスとスペインに行ってきました。目的はサンティアゴ・デ・コンポステーラへの徒歩巡礼(+フランス観光)です。 スペイン北西部に位置するサンティアゴは、中世に十二使途最初の殉教者であるヤコブの墓が発見された場所であり、ローマ(バチカン)、イェルサレムと共に並ぶカトリック三大巡礼地のひとつに数えられています。中世よりヨーロッパ全土からの巡礼者を集め、一時は衰退した時はあったものの、今もなお歩く人が絶えない、1000年以上の歴史を誇る巡礼路です。 サンティアゴへの巡礼路は様々なルートがありますが、今回はフランスのル・ピュイからサン・ジャン・ピエント・ポーまでの「ル・ピュイの道(Via Podiensis)」約800km、そしてサン・ジャン・ピエント・ポーからサンティアゴに至るもっとも一般的なルートである「フランス人の道(Camino de frances)」約800km、計約1600kmを歩きました。 Tweet |